歳を取ったら一巻の終わり?でもないな、と
近所にできた50年餃子(無人販売店ですが)。
美味しい保証はないのに、でも50年…と聞くと、なんとなく気になりますよね。
また昭和46年生まれ(創業)の文字を目にし、昭和41年生まれの僕にとっては親近感も湧いてます。
昔、No2のスタッフさんに「相原さんはもうおじさん(当時40歳)。学ぶことももう無いし、もっと若い店長の店に行きたい」と言われ、とてもショックを受けました。
うすうす自分でも感じていたことだし、美容師としては賞味期限切れ??なイメージも湧いてました。
やはり美容師さんって、若くてオシャレでセンスあって、華があって…みたいなイメージを持ってたし、実際にそうあるべきだ、と自分でも思ってました。
で、あれこれあって、そして食っていくためにも、あれこれ変えた訳なのですが、けっこう今の方が全然楽しんでる気もします。
歳を取ったら一巻の終わり、でもないな~と。
勘違いしてました。
それに周りがみんな若い美容師さん(とは言っても20代・30代)が多いのですが、なんと言ってもここは閑静な地方の住宅地。
よって60代、70代の方も多くいらっしゃり、そしてその層の多くは「若い美容師さんって、ちょっと苦手な面もあるのよね」と言われて、世代が近い僕のお店、僕のカットに定着してくれています。
また若い美容師さんの方も、ミセス層、世代の違ったご年配の方々に、苦手意識を抱いている美容師さんも多いのです。
ノリが合わないとか、会話が合わない、そして怖そう/怒られそう?とか…。
で、自然とその層の方々がうちのお店に集まって下さり、結果、ある意味ブルーオーシャン?っぽい構造になってます。
40代前半の頃、((いつまで僕は、お客さまウケするのだろう…))と先行き不安でしたが、未来は分からないものですね。
狙う世代やターゲット像をずらせばOK。
とは言え、センスや見た目の衰え、身体の故障にも備えながら、まだまだ活躍できたらな、と思ってます。
今年もあと10日ほど。
リップルは年末31日まで営業なので、みなさま、よろしくお願いします。
50年美容師目指して、励みます!(笑